勝利への考え方
ただ闇雲に駒を動かしてもなかなか勝つことはできません
勝つためにどのように考えたらいいのかを考えましょう。
普通の手を続けよう
勝つためには妙手や好手など要らない場合がほとんどです。
自分で悪い手をさすから負けてしまうのです。
強い人ほど悪い手をさしません。
ふつうのなんでもないような手を積み重ねていけば勝利に近づきます。
王様をしっかり守ろう
攻めが大好きで王様などほっといて、飛車や角、桂馬でどんどん突撃してしまう人も多いですが、
将棋は駒を打つルールがあるために、駒を渡したときに隙があればあっという間に詰んでしまいます。
守りを大事にするのは攻めにつながるということを覚えましょう
攻めは飛車角銀桂馬
飛車角銀桂馬の4枚で攻めるのが攻めるときの理想形といわれています。
これは別に4枚で攻めなくてはいけないというのではありません。
大事なのは、まず飛車だけで攻めようとか、角だけで攻め倒そうなどと考えないで、
3枚・4枚とたくさんの駒の連携でもって攻めるということを忘れないようにということです
ゆっくりでも確実な攻めを忘れずに
相手に攻められそうになると、あわててしまって直接攻めるような手を指したくなりますが
直接の一手というものは、それを見越して守られているためなかなか決まりません。
しかしゆっくりでも確実に相手の陣形を突破出来るような手で攻めればそれが致命傷にできることは多々あります。
3手先・5手先まで考えて攻めれるようにしましょう。
受けない受け方も
攻められてしまうと受けに回ってしまって
いつまでもずっと受けに回っていたらそのまま詰まされてしまった。というのはよくある話です
将棋は「成り」の制度があるため攻めが有利になることもおおく、両取りなどどうやっても守れない状態になることもしばしばです。
「両取り逃げるべからず」という格言もあるとおり守れないものを守っても意味がなく、それなら攻めに力を入れていくほうがましといえます。
玉の近くの守り駒をはがそう
王様を直接狙えればいいですが、多くの場合守っている駒が存在します。
この駒をせめてはがすことが結局王様を詰ます近道となります。
特に守りに働いている金は価値が大きいことが多いのでこの駒をうまくはがすことを目指していきましょう